黒毛和種とはいいますが、意外とカラフルです
写真は、とある曇りの日、放牧場での食事の風景です。
こうして並んでいる牛を、あらためて眺めてみると、「黒毛和種」といっても、意外とこげ茶色の牛が多いなぁと感じます。
よくよくみれば1番手前の牛と、それ以外の牛の色の違いも目立ちますね。手前の牛は、それ以外と比べて、かなり黒っぽいです。
上記のとおり、同じ種の牛でも、個体ごとに体毛の色は様々です。
また、仔牛から成牛になる間にも、グレーや茶色、黒色と、月齢や個体の個性によって、体毛はカラフルに変化していきます。
たとえば上の写真、手前の仔牛は薄い茶色、奥の仔牛は身体は茶色っぽいですが、顔が黒っぽく変化してますね。
飼い主はこういった個体ごとのちょっとした違いで、耳のタグ、耳標番号をみなくても、牛を見分けられるようになってきます。
毎日同じリズムで仕事をする牛飼いですが、こういう変化は常にあるので、同じ毎日ってわけじゃなかったり。
本当に楽しいお仕事です。
0コメント