第2放牧場作り

牛飼いの仕事の大部分は、もちろん牛さんのお世話になりますが、関連して牛さんの暮らす畜舎や牧場のメンテナンスなども、仕事の多くの部分を占めます。

現在使わせていただいてる山の放牧場だけでは少し手狭になってきたので、今季からお借りしている田んぼを第2放牧場にしようと、奮闘中です。
まず放牧場全体に電気牧柵を張って牛が外に出ないよう囲い、さらに道路に面した部分は杭とバラ線で視覚的に封じて、出られない雰囲気を出してみました。

写真のような簡易な杭とバラ線だけでは、牛が突っ込んだら倒れちゃうのですが、ある程度の広さがあること、また内側の電気牧柵の効果で、よっぽどパニックにならなければ、おそらく出ない…はずです。
さすがに田んぼ、そのままでは日当たりが良好すぎて、牛が過ごすにはちょっと暑すぎる…

というこで、単管パイプと遮光シートで簡単な日焼けを自作してみました。実際に入ってみると、思ったより涼しくて飼い主は大満足!

ただこの辺り、盛り土で作った部分だそうで、水捌けがちょっと心配です。

他にも牛の脚が深く沈みすぎないか、など不安はつきませんが、何事も挑戦あるのみ。準備ができ次第、放牧開始したいと思います。 

近藤しろさと牧場

未経験から黒毛和牛の繁殖農家になりました

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