令和5年2月生まれの子牛たち
昔は節分が春のはじまりだなんて信じられませんでしたが、外で牛と共に季節を感じる現在の暮らしでは、なるほど節分は春だね、と感じます。なんていうか、光が変わりますよね。
さて、今回は2月生まれの子牛たちです。
『よいこ』
生まれたばかりの子牛は羊水で濡れているため、冬の外気に晒されると急激に身体が冷えはじめます。お母さんが子牛の身体を丁寧に舐めてくれることで、だんだんと身体が乾いて、さらに自力で立ち上がって筋肉が動きだすことで、やっと体温の維持ができるように。
お母さんの「みよ」すごく母性が強い質で、結構大変なお産でしたが、一息ついたあとすぐに、寒い中かんばって子育てしてくれました。ありがとうね。
『鳥一』
この子が生まれた前日だったか、じつは町内の居酒屋にいまして。居酒屋さんの名前を、そのまま名号としていただきました。お母さんにとっても、子牛にとっても負担感のないサイズで誕生したようで、なによりです。元気に大きくなってね。
2月生まれの子牛は、以上2頭です。
昨年10月31日から今回ご紹介した「鳥一」まで、総勢15頭のお産ラッシュ。みんな無事に育ってくれれば、令和5年は20頭の子牛を出荷できる予定で、いまから楽しみです。
次のお産は4月の予定。あったかい日だといいのですが。
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